誰がトラやねん

今季はじめてジャイアンツを甲子園に迎え入れ、伝統のＴvsＧ戦。
先日の東京ドームではひとつ負け越してるし、ここはひとつなんとか最悪でも２勝しておきたい３連戦。
先発は、伝統という言葉とはほど遠い（笑）オクスプリングとパウエル。

いかにも調子良さ気にポンポンと少ない球数で切り抜けていくパウエルとは正反対に、コントロールが定まらず、ファンのイライラを募らせるオクスプリング。せっかく１点もらった後の５回表、押し出し→タイムリー→タイムリー、途中交代した能見とふたりしてあっという間に４点献上。しかもオクスプリング、４回２／３で１２４球って･･･多すぎ。
しかし６回裏、藤本のヒットをきっかけにパウエルが乱れはじめ、金本のタイムリー三塁打、今岡の犠牲フライ、鳥谷のタイムリーで一挙同点！その後矢野もヒットで出塁したが、代打桧山が三振。トホホ。でもここで同点だったからこそ劇的サヨナラな訳なのよ〜。

試合は進み、（すみません、端折りました）９回裏。
先頭のスペンサーが三振、赤星セカンドゴロ、藤本のところで代打関本。

東京ドームの延長１０回表、いったんは勝ち越しとなるタイムリーを打って塁上でガッツポーズをしていた関本。あの日はその裏にイ・スンヨプからサヨナラＨＲを打たれ、ヒーローの座を譲ってしまったが、ここは甲子園、今打ったらラッキーちゃんから「ヒーロー賞」をもらえるよ！
などと考える間もなく、センターに高く上がったボールは、風に乗ってスタンドへ。
固く拳を握りしめ、何度もガッツポーズをしながらダイヤモンドを一周する関本。戻って来るなりみんなから手厚い歓迎を受ける姿はものすごく嬉しそうだった。

おめでとう！関本！　ありがとう！関本！