誰がトラやねん

このところ湿りっぱなしの虎打線。声出してみても祈ってみても何してもちーとも打ってくれないし、毎日のように雨合羽のお世話になるし、私も精神的にじめじめひんやりしてきましたです（笑）

昨日の前半、先週から引き続きなかなか繋がってくれない打線にイライラが募りつつあったけれど、ジャンの気迫溢れるピッチングと、自らの手で叩き出した二塁打と、そのあと三塁へのヘッドスライディングのドロドロ姿で癒された。なんとなく不器用で（イメージです）汗だくになって笑顔（笑ってないのかもしれないけれど）のジャン、ちょっと好きかも。

それにしてもこんなにジャンはがんばってるのになんで皆打ってくれんの？ま、打ちたいと思って打てるものなら誰も苦労はしないのはわかってるけどさ。とにかく黙って打線の援護を待つ。まだか〜！？

と、そうこうしているうちにラミレスの打球を顔面に受けて流血するジャン。球場内は一瞬凍りつく。そして無念の交代。大丈夫なのかな？
（結局口を９針縫う傷を負ったものの骨には異常なしとのこと。大事に至らなくて良かった。）

回が進むにつれて雨は激しくなるし、相変わらず打線の援護はなく、久保田、ジェフまで投入しての貧打戦、ヤクルト９回裏のマウンドは高津。
このまま負けてしまうのは辛すぎるからせめて同点でも。でも雨の中の延長はもっと辛いからできればサヨナラってのが理想かなぁ。
とりあえず祈る！祈る！

神様が私の祈りを聞いてくれたのか、それとも高津が私の祈りを聞いてくれたのか、いやいや矢野に私の祈りが伝わったに違いない（あはは）。
矢野の劇的サヨナラタイムリーでもう狂喜乱舞状態。声も枯れ枯れ、雨でびしょびしょ。でもそんなのぜんぜんＯＫ。
ありがとう矢野！そしてみんな。おじさんなんてそんなそんな！

試合としてはどうなのかと問われれば決して強い内容ではないのかもしれないけれど、そんなものじゃない達成感と感動を味わう甲子園でした。
この調子で流れを変えよう！