2006.04.02 Sunday
セリーグ開幕、そしてドバイワールドカップ観戦記
別にこの日に合わせて帰国したわけではないのだが、旅から戻った次の日は早速いきなりセリーグ開幕。
井川&安藤の両先発いまいち(打たれてからが弱い)、藤本スタートダッシュだったのに・・・(心配〜)、ベテラン勢はまだお目覚め前(こんな時に限ってチャンスに打順が回って来るのよ)、相木はなかなかいい感じ(期待以上でした)、能見はちょっと様子見(ずっとリリーフで行くの?)・・・とりあえず古田監督おめでとう。
しかし押し出しサヨナラ負けは辛すぎるよ(泣)
気を取り直して・・・
5日ほど仕事をさぼって、アラブ首長国連邦・ドバイへの旅。
3月25日はドバイにあるナドアルシバ競馬場で、世界最高賞金レース、ドバイ・ワールドカップが行われたので、世界のセレブ達と共に(笑)賑々しく観戦してきた。
ホテルからタクシーで競馬場に向かうが、競馬場に近づくとかなり車が渋滞していて動けないので、道路の途中でタクシーから降りて歩くことに。
道路から駐車場を横切り、一番最初に辿り着いたゲートは「インターナショナル・ビレッジ」という有料エリアの入り口。男性はネクタイ姿、女性はワンピースに大きな帽子という姿の人たちが並んでいて、華やかな雰囲気。
その列をサクっと横断し、庶民の待つ無料エリアへ向かう。
スタンドはこんな感じ↓。
到着するとちょうど第2レース「ゴドルフィン・マイル」の発走前。このレースには日本馬ユートピアが出走していた、鞍上は武豊。
とりあえずパドックからコースへの馬の通路沿いに立ってレースを見ることに。
ユートピアは前々の競馬で、そのまま逃げ切ってゴール。いきなり日本馬の勝利を目の当たりにしてやや感動、テンションも上昇。異国で日本の馬が勝つの見るって嬉しいものだね。
金子オーナーや橋口調教師揃っての表彰式が終わると、引き上げて来るユートピアの姿を間近で見ることが出来た、またまた感動。
しかし残念ながらユートピアの写真は関係者の方が・・・邪魔〜↓。
この場所、ロケーション的には捨てがたかったのだが、何しろ長丁場。座ってゆっくりと観戦したかったので、もう少し1コーナー寄りの芝生エリアに移動。こちらは現地の方達が家族でお弁当を持って来るって感じののんびりとした雰囲気のところ。
コース沿いの垣根の下に座り込み、本場馬入場やレースのときは立ち上がって観戦していたのだが、すぐ横でシートを敷いて観戦するご家族連れにリンゴや自家製スナック、そしてあたたかい紅茶までごちそうになり、思いがけず現地の方のお世話になる。あぁ〜、みんな心優しい人たちだ。
そうこうしているうちに5レース「ドバイ・シーマ・クラシック」。これは芝2400mの長距離レースで、日本馬はハーツクライ(昨年の年度代表馬ディープインパクトを唯一負かした馬です)がルメール騎手で出走。友人評では日本馬の中でこの馬が一番可能性ありとのことだったので、ちょっと応援にも気合いが入る。
スタート直後から前に行くハーツクライ。なにしろ初めてのところなのでペースも何もよくわからない状態だったが、どうやら機嫌良さそうに逃げている。しかし世界の強豪馬ばかりのこのレース、後ろから差されやしないかとドキドキ。でも後ろから豪脚の馬は来ない、ハーツクライの脚もまだ大丈夫。「そのまま〜」と叫ぶ間もなく、最後は2着馬を引き離しての圧勝!
凄い、凄すぎ!なんと日本の馬が海外のこんなに大きなG�レースに勝つなんて。しかも生で見てるぞ!周囲の現地の方もおめでとうと言ってくれて、感動ひとしお。
感動しすぎて写真はボロボロ。引き上げていくハーツクライ。↓
次のレース「ドバイ・デューティー・フリー」にも日本馬が2頭。アサクサデンエンとハットトリック。しかし残念ながら両馬とも馬群の中のままゴール。
いよいよメインの「ドバイ・ワールドカップ」!ダート2000m、出走馬は11頭。日本からは国内ダート王カネヒキリとスターキングマン、2頭出走。よく考えたら11頭の中で2頭も日本馬なんて凄くない?
1996年、大好きだったライブリマウントがドバイ・ワールドカップに出た時から思うと、日本の競馬も世界に認められたものだなぁ。しんみり〜。
・・・と、しんみりしている場合ではなかった。世界最高賞金レースが始まる!
いよいよスタート。ドバイの競馬はファンファーレがないので、スタートは地味なもの。期待のカネヒキリは前から4番手くらいの内側、なかなか自分の競馬が出来そうな位置につけていた。ゴールのちょっと手前でサクッと抜け出して欲しいなぁ、と思いながら見ていたが、残念ながら外から差して来たのはデットーリ騎乗のエレクトロキューショニスト。ゴールした瞬間のデットーリは派手なアクションで喜びをアピール。地元UAEの馬が勝ち、観客達は大盛り上がり!
カネヒキリは5着だったけれど、見応えのある良いレースでした。
ゴール直後、向こう正面から馬が引き上げてくるところ。↓
このあと華やかな表彰式など諸々あったと思うが、帰りのタクシー確保の為、このあとすぐに競馬場を後に・・・の前に、ミレニアムテラスという約1万8千円(!)の有料席の入り口をちょっと遠くから撮影。
ちなみにこれを撮った直後、社台ファームの吉田社長ご夫妻がこのゲートから出て来られてビックリ。何が何だかわからないままに「おめでとうございます〜」などと声を掛けてしまった。ま、ハーツクライへのおめでとうって事で許して〜(笑)
そんな訳で、日本馬9頭が出走した今年の「ドバイ・ワールドカップ」デイ。調教師さん、関係者の皆さま、そして9頭と鞍上の騎手の方々、どうもお疲れ様でした!とっても楽しい一日でした。
ユートピア(武豊)・橋口厩舎・・・・・・・1着
フラムドパシオン(武豊)・角居厩舎・・・・3着
ガブリン(O・ペリエ)・森厩舎・・・・・・7着
アグネスジェダイ(吉原寛人)・森厩舎・・・6着
ハーツクライ(C・ルメール)・橋口厩舎・・1着
ハットトリック(O・ペリエ)・角居厩舎・・12着
アサクサデンエン(武豊)・河野厩舎・・・・15着
カネヒキリ(武豊)・角居厩舎・・・・・・・5着
スターキングマン(O・ペリエ)・森厩舎・・8着
これは当日のレーシングプログラム。↓
井川&安藤の両先発いまいち(打たれてからが弱い)、藤本スタートダッシュだったのに・・・(心配〜)、ベテラン勢はまだお目覚め前(こんな時に限ってチャンスに打順が回って来るのよ)、相木はなかなかいい感じ(期待以上でした)、能見はちょっと様子見(ずっとリリーフで行くの?)・・・とりあえず古田監督おめでとう。
しかし押し出しサヨナラ負けは辛すぎるよ(泣)
気を取り直して・・・
5日ほど仕事をさぼって、アラブ首長国連邦・ドバイへの旅。
3月25日はドバイにあるナドアルシバ競馬場で、世界最高賞金レース、ドバイ・ワールドカップが行われたので、世界のセレブ達と共に(笑)賑々しく観戦してきた。
ホテルからタクシーで競馬場に向かうが、競馬場に近づくとかなり車が渋滞していて動けないので、道路の途中でタクシーから降りて歩くことに。
道路から駐車場を横切り、一番最初に辿り着いたゲートは「インターナショナル・ビレッジ」という有料エリアの入り口。男性はネクタイ姿、女性はワンピースに大きな帽子という姿の人たちが並んでいて、華やかな雰囲気。
その列をサクっと横断し、庶民の待つ無料エリアへ向かう。
スタンドはこんな感じ↓。
到着するとちょうど第2レース「ゴドルフィン・マイル」の発走前。このレースには日本馬ユートピアが出走していた、鞍上は武豊。
とりあえずパドックからコースへの馬の通路沿いに立ってレースを見ることに。
ユートピアは前々の競馬で、そのまま逃げ切ってゴール。いきなり日本馬の勝利を目の当たりにしてやや感動、テンションも上昇。異国で日本の馬が勝つの見るって嬉しいものだね。
金子オーナーや橋口調教師揃っての表彰式が終わると、引き上げて来るユートピアの姿を間近で見ることが出来た、またまた感動。
しかし残念ながらユートピアの写真は関係者の方が・・・邪魔〜↓。
この場所、ロケーション的には捨てがたかったのだが、何しろ長丁場。座ってゆっくりと観戦したかったので、もう少し1コーナー寄りの芝生エリアに移動。こちらは現地の方達が家族でお弁当を持って来るって感じののんびりとした雰囲気のところ。
コース沿いの垣根の下に座り込み、本場馬入場やレースのときは立ち上がって観戦していたのだが、すぐ横でシートを敷いて観戦するご家族連れにリンゴや自家製スナック、そしてあたたかい紅茶までごちそうになり、思いがけず現地の方のお世話になる。あぁ〜、みんな心優しい人たちだ。
そうこうしているうちに5レース「ドバイ・シーマ・クラシック」。これは芝2400mの長距離レースで、日本馬はハーツクライ(昨年の年度代表馬ディープインパクトを唯一負かした馬です)がルメール騎手で出走。友人評では日本馬の中でこの馬が一番可能性ありとのことだったので、ちょっと応援にも気合いが入る。
スタート直後から前に行くハーツクライ。なにしろ初めてのところなのでペースも何もよくわからない状態だったが、どうやら機嫌良さそうに逃げている。しかし世界の強豪馬ばかりのこのレース、後ろから差されやしないかとドキドキ。でも後ろから豪脚の馬は来ない、ハーツクライの脚もまだ大丈夫。「そのまま〜」と叫ぶ間もなく、最後は2着馬を引き離しての圧勝!
凄い、凄すぎ!なんと日本の馬が海外のこんなに大きなG�レースに勝つなんて。しかも生で見てるぞ!周囲の現地の方もおめでとうと言ってくれて、感動ひとしお。
感動しすぎて写真はボロボロ。引き上げていくハーツクライ。↓
次のレース「ドバイ・デューティー・フリー」にも日本馬が2頭。アサクサデンエンとハットトリック。しかし残念ながら両馬とも馬群の中のままゴール。
いよいよメインの「ドバイ・ワールドカップ」!ダート2000m、出走馬は11頭。日本からは国内ダート王カネヒキリとスターキングマン、2頭出走。よく考えたら11頭の中で2頭も日本馬なんて凄くない?
1996年、大好きだったライブリマウントがドバイ・ワールドカップに出た時から思うと、日本の競馬も世界に認められたものだなぁ。しんみり〜。
・・・と、しんみりしている場合ではなかった。世界最高賞金レースが始まる!
いよいよスタート。ドバイの競馬はファンファーレがないので、スタートは地味なもの。期待のカネヒキリは前から4番手くらいの内側、なかなか自分の競馬が出来そうな位置につけていた。ゴールのちょっと手前でサクッと抜け出して欲しいなぁ、と思いながら見ていたが、残念ながら外から差して来たのはデットーリ騎乗のエレクトロキューショニスト。ゴールした瞬間のデットーリは派手なアクションで喜びをアピール。地元UAEの馬が勝ち、観客達は大盛り上がり!
カネヒキリは5着だったけれど、見応えのある良いレースでした。
ゴール直後、向こう正面から馬が引き上げてくるところ。↓
このあと華やかな表彰式など諸々あったと思うが、帰りのタクシー確保の為、このあとすぐに競馬場を後に・・・の前に、ミレニアムテラスという約1万8千円(!)の有料席の入り口をちょっと遠くから撮影。
ちなみにこれを撮った直後、社台ファームの吉田社長ご夫妻がこのゲートから出て来られてビックリ。何が何だかわからないままに「おめでとうございます〜」などと声を掛けてしまった。ま、ハーツクライへのおめでとうって事で許して〜(笑)
そんな訳で、日本馬9頭が出走した今年の「ドバイ・ワールドカップ」デイ。調教師さん、関係者の皆さま、そして9頭と鞍上の騎手の方々、どうもお疲れ様でした!とっても楽しい一日でした。
ユートピア(武豊)・橋口厩舎・・・・・・・1着
フラムドパシオン(武豊)・角居厩舎・・・・3着
ガブリン(O・ペリエ)・森厩舎・・・・・・7着
アグネスジェダイ(吉原寛人)・森厩舎・・・6着
ハーツクライ(C・ルメール)・橋口厩舎・・1着
ハットトリック(O・ペリエ)・角居厩舎・・12着
アサクサデンエン(武豊)・河野厩舎・・・・15着
カネヒキリ(武豊)・角居厩舎・・・・・・・5着
スターキングマン(O・ペリエ)・森厩舎・・8着
これは当日のレーシングプログラム。↓